タレント・松本人志さんが週刊誌の記事で名誉を傷つけられたとして発行元の文芸春秋などに賠償を求めた裁判。松本さん側が訴えを取り下げる方針を固めたことが分かった。週刊文春は去年12月、松本さんから同意のない性的行為をさせられたという複数の女性の証言を報じ、松本さんが「客観的な証拠がないのに一方的な供述を取り上げた」などとして、文芸春秋などに総額約5億5000万円の賠償などを求める訴えを起こし、非公開の弁論準備手続きが来週11日に予定されていた。松本さん側が女性らに謝罪するとみられている。松本さん側と文春側はそれぞれコメントを出す予定。