中居氏とAさんのトラブルがコンプライアンス推進室に伝わったのは事案の発生から約1年半後。長野は「コンプライアンス室がどれだけ大切なものかという認識は、まずこの企業には決定的に欠けていたということだ」、弁護士・橋下徹は「中居さんの性暴力という程度をレベル分けをしないとどのレベルで動いていくのかというのは行為のレベルなのだ」、ノンフィクションライター・石戸諭は「コンプライアンス室に言ったら外部に漏れる可能性があると考えてるってこの時点でおかしな話。まともな組織だったらかなりセンシティブな内容なんだから取り扱いを厳重に取り扱っていくぞと言ったらそう簡単には漏れない」と話す。