2022年、自転車に乗っていたところ、死亡・重傷に至った事故は7107件にのぼり、うち73.2%で自転車側に何らかの違反があることが報告されている。自転車の交通違反を青切符の対象にする道路交通法が2年以内に施工される見通し。都内では警視庁が重い腰を上げ、自転車の交通違反に対する取り締まりを強化し、違反が悪質だと、赤切符を交付する。青切符での取り締まりが適用されるのは16歳以上で、交付されると5000~1万2000円程度の反則金を支払う必要がある。危険運転の場合、「赤切符」が交付され、起訴されて刑事罰の対象になりかねない。鈴木准教授は「罰金をとられるという取り締まりを知ることで、ルール違反により起きうる事故を学び、命を犠牲にしない自転車利用を考えることが求められている」などと語った。