きょうの時点で、避難所には1216人が避難。親類の家やホテルなど、避難所以外に身を寄せている人は2805人に上る。避難指示が出ている地区の住民で所在を把握できていない人が少なくとも570人ほどいて、市は避難している場所を連絡するよう呼びかけている。避難所となっている大船渡市立第一中学校では、生徒たちが夕食を配るボランティアを行った。長引く避難。住民たちからは、地域の被害状況を心配する声も。建物の被害については、先月26日の「少なくとも84棟」という情報から更新されていない。きょうの会見で、このことについて問われた岩手県・達増知事は「正確な数字を把握するのは、なかなか着手も難しい状況」と述べた。