選択的夫婦別姓の実現を求め、国を相手に裁判を起こした人がいる。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の技術職である女性は、海外の論文誌で発表する論文や国際的な特許を申請する際、名前が変わると同一人物のキャリアだと認識してもらえないため結婚しなかった。しかし会社の社宅に入る際婚姻届の提出を強いられ、一時的に結婚。2年後に離婚し、旧姓に戻したが、妊娠を機に夫婦の子として産むため結婚。その後も必要に迫られ、結婚を離婚を繰り返した。通称使用は世界では通用しない?。女性は「あまりじゃなくて、全く通用しない。NASAの通行証はパスポート名と合わせないといけない」などと語った。女性は政治に「権力を持っている方たちが女性に全部押し付けて、成り立っている社会を思い出してもらいたい」とくぎを刺す。