「文化財の共同所有」について取材。和歌山県・那智勝浦町にある旧寳光寺の創建は江戸時代で、約150年の歴史を持つ。こちらは住職がいない無住寺院。そのため本山の「大泰寺」の西山住職が兼務で管理している。普段は檀家や地元住民が守り続けてきたが高齢化が進んでいる。さらに西山住職は7つの寺を管理していて、修繕・解体にも費用がかかり八方塞がりだという。そこで活用したのが「PlanetDAO」という仕組み。歴史的建造物を複数の出資者が共同オーナーとして支える新しいモデルで、プロジェクトごとに立ち上げた株式会社が物件を所有し出資者は配当・議決権を得られるほか地域住民などにも3分の1の議決権が与えられる。最低40万円からで4カ月で2650万円が集まった。西山住職はすでに「大泰寺」で宿泊施設を運営していて「旧寳光寺」には別館を建設する計画。
