先月、75歳の男性の携帯電話に「当選おめでとう」という件名のメールが届き文面にあったURLをクリックすると「1億5000万円が当選した」と記載されたサイトに移動した。サイトでは賞金を受け取るために電話番号や口座番号などが必要と書かれていて、男性はこれらの情報を入力した。すると金を受け取るための通信費が必要。電子マネーで払ってほしいという内容のメールが届きた。男性は指示どおりに3回にわたっておよそ13万円分の電子マネーカードを購入して記載された番号をサイトに入力したという。しかし、その後も電子マネーを要求されたことから男性は不審に思い、警察に相談しだまされていたことに気が付いた。応募もしていないのに高額の現金が当選することはない。今回のケースのように身に覚えがない当せんメールは詐欺の可能性が濃厚。中身を開かず無視しよう。