国分太一が、美味い米を作るため福島・大玉村にある田んぼにやって来た。最初の作業は塩水選。塩水選は23年前、三瓶明雄さんに教わった。大量の塩を溶かした水に米の種をいれると、中身が詰まったいい種は沈んでくれる。こうして23年間、種を繋ぎ今年で24度目。歩いていると、慎太郎が米づくりに必要な道具を軽トラに乗せてやって来た。慎太郎は今年、塩水選の責任者を任され、DASH海岸から海水を運んできた。慎太郎らはまず海水を塩分濃度を上げるために煮詰めていった。田んぼに去年は、4枚の田んぼで米を作ったが、今回は5枚使う予定。そのため5枚目の田んぼにある桑の木を移動させることにした。武田政志さんに強力してもらい、木の周りの土を掘っていった。
住所: 福島県郡山市字燧田195