1923年に起きた関東大震災では緊張関係にあったアメリカからの大規模な支援が行われた。これに対し日本各地の学生たちが感謝の気持ちを記した手紙約750通が見つかっている。このうち3通について福島県・郡山市にあった旧制の安積中学校、現在の安積高校の生徒が書いた可能性があり、研究チームがきのう高校を訪れた。敷地内にある博物館で資料などを調査した結果、3人の名前が卒業生の名簿から見つかったほか、震災直後から先生などが被害状況などを伝えていたことが分かった。チームでは今後さらに調査をすすめ、経緯などを解明していきたいとしている。