ここからは冷凍食品の未来の話。横浜市内にある冷凍食品専門店。握り寿司にフルーツ、生酒など。自慢の冷凍技術はマイナス30℃のアルコールに食品をつけて冷凍する。急速冷凍によって食品の中に生じる雪の結晶を小さくすることができるため、食品に与えるダメージが少ない。一般的な冷凍方法だと解凍時にドリップが出るが、アルコール冷凍ではほとんど漏れ出さないという。36年前からこの技術を売りに機械を販売してきた会社。コロナ禍でネット販売参入の飲食店が相次ぎ、需要が急増。コロナ禍以降、売上高が約3倍となった。
訪ねたのは北海道・広尾町の牧場。付加価値の高い牛乳を生産。この牧場の牛乳の賞味期限は10日間。広く流通させられないことが悩みだった。酪農家の間では牛乳は冷凍に向かないものとされてきた。しかし、アルコール冷凍の技術で賞味期限1年間に成功。賞味期限を伸ばしたことで全国各地から受注が増加。来年には香港への輸出も計画しているとのこと。
訪ねたのは北海道・広尾町の牧場。付加価値の高い牛乳を生産。この牧場の牛乳の賞味期限は10日間。広く流通させられないことが悩みだった。酪農家の間では牛乳は冷凍に向かないものとされてきた。しかし、アルコール冷凍の技術で賞味期限1年間に成功。賞味期限を伸ばしたことで全国各地から受注が増加。来年には香港への輸出も計画しているとのこと。
