山形県の有人離島・飛島の島民は約130人。豊かな自然に恵まれ、バードウォッチングや海水浴などで年間約1万人の観光客が訪れる。島に向かう唯一の手段は約40km離れた酒田港との間を結ぶ定期船だが、荒れた天気の影響で去年の12月24日から22日連続で欠航となっている。その間、定期船が運んでいるパンや冷凍食品などの食料品が島に届かず、島に唯一の売店では品切れの状態が続いた。飛島では住民の多くが高齢者で、救急時の対応にも影響が出ている。今月7日、海上保安庁のヘリコプターが出動し医薬品を飛島に届けたが、その他の物資については深刻な状況が続いた。そうした中、昨日は天候や波も落ち着き、23日ぶりとなる飛島への臨時便が運航されることになった。食料などダンボール約300個の物資の他、島民など20人が飛島へ向かった。住民と物資の輸送を終えた船は午後からの悪天候を想定し、滞在時間40分で酒田港に向け出発した。
