西条市の養鶏農家、冨田泰広さん(52)は2024年12月9日、7羽のニワトリが死んでいるのを発見。鳥インフルエンザが疑われ、県の指示を受け、約23万羽のニワトリをすべて処分した。この養鶏場では3年前にも鳥インフルエンザが発生し、すべてのニワトリの殺処分を強いられていた。再開に漕ぎ着けたものの、土地探し、資金繰りで苦労したといい、再開した頃には得意先を失っていることも。今般の事態を受け、廃業を決意した富田さんは「地域の人に支えられてきたが、国の制度でやめざるを得ない」と話す。日向貴久教授は「中小規模の業者がリタイアしない仕組みづくり、公的なサポートの充実が重要」と指摘する。
住所: 北海道江別市文京台緑町582
URL: http://www.rakuno.ac.jp/
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