御田植祭は南種子町の宝満神社で300年以上前から続く伝統行事。全国でも珍しい赤米を奉納することなどから国の重要無形民俗文化財に指定されている。きのうは地元の子どもたちや住民約30人が境内に集まり、赤米の苗などを祭壇に供えた。このあと「オセマチ」と呼ばれる田んぼに子どもたちなどが入り歌や太鼓の音に合わせて赤米の苗を植えた。田植えが終わると一年の無病息災を願う「直会(なおらい)」が行われ、去年収穫された赤米で作ったおにぎりなどが振る舞われた。
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