能登半島地震で確認された住宅の被害が、石川県内で7万棟を超えた。復旧に欠かせないボランティアは石川県に約2万6200人が登録しているが、宿泊場所の不足もあり実際に活動したのはのべ2739人にとどまっている。そこで石川県は被災した地域に仮説宿泊所を整備したいという考えを示した。輪島市南志見地区は、一時期孤立状態になった。その後ほとんどの住民が地区外に避難し、残っているのは3世帯6人。今もこの地区で妻と暮らす男性。断水のため川の水を生活用水に使っている。地区から市の中心部につながる国道は、土砂崩れの影響で寸断され、通行再開の見通しが立っていない。地震前は片道15分ほどが、今は1時間半かかるということで、地区で暮らすためには国道の復旧が欠かせない。
生活再建に向けてカギとなるのがボランティア。奥能登地域では、今日からより長く活動できるようになった。珠洲市野々江町の番匠さんは、腰を痛めて片付けができなくなってたところに今日ボランティアが訪れた。これまで石川県でのボランティアは、宿泊場所から被災地への移動時間がかかり活動時間が短いことが課題となっている。それを改善しようと今日から奥能登地域の2市2町では、帰りのバスの時間を1時間~1時間半遅らせ活動時間を4時間以上確保可能にした。支援活動の中でもう1つ課題となっているのが、ボランティアの拠点施設の確保。空き家を借りて活動拠点としているボランティア団体代表は、支援を長期的に行うためには活動拠点づくりが必要だと訴える。こうした中、石川県の馳知事は、ボランティアや事業者など向けの仮説宿泊所を整備する考えを示した。県や自治体が土地を確保した上でプレハブ式施設を整備した上で、被災したホテルや旅館の事業者に運営を任せる方向で検討。被災後、補修工事などを行い今日営業再開した洋菓子店は、店頭のクッキーに「がんばろう能登」というメッセージと、2つの笑顔と握られた手のデザインは、店主が娘と一緒に考えたという。
生活再建に向けてカギとなるのがボランティア。奥能登地域では、今日からより長く活動できるようになった。珠洲市野々江町の番匠さんは、腰を痛めて片付けができなくなってたところに今日ボランティアが訪れた。これまで石川県でのボランティアは、宿泊場所から被災地への移動時間がかかり活動時間が短いことが課題となっている。それを改善しようと今日から奥能登地域の2市2町では、帰りのバスの時間を1時間~1時間半遅らせ活動時間を4時間以上確保可能にした。支援活動の中でもう1つ課題となっているのが、ボランティアの拠点施設の確保。空き家を借りて活動拠点としているボランティア団体代表は、支援を長期的に行うためには活動拠点づくりが必要だと訴える。こうした中、石川県の馳知事は、ボランティアや事業者など向けの仮説宿泊所を整備する考えを示した。県や自治体が土地を確保した上でプレハブ式施設を整備した上で、被災したホテルや旅館の事業者に運営を任せる方向で検討。被災後、補修工事などを行い今日営業再開した洋菓子店は、店頭のクッキーに「がんばろう能登」というメッセージと、2つの笑顔と握られた手のデザインは、店主が娘と一緒に考えたという。