今週7日に告示され、23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選挙。これまでに枝野前代表と野田元総理大臣の2人が立候補を表明している。枝野氏はきのう、党所属議員の会合で講演し、みずからが掲げる人間中心の経済を訴えたほか、野田は今週5日に発表する予定の政策の検討を進めた。一方、再選を目指す現職の泉代表は、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向けて働きかけを続けている。また江田元代表代行と衆議院当選1回の吉田晴美氏も立候補に意欲を示している。ただ党内からは、泉代表らは推薦人確保にメドが立っていないのではないかという見方も出ている。このため、党内では告示に向けて推薦人の確保などを巡る動きが活発になる見通しで、泉氏らが立候補できるのかが焦点となる。