立憲民主党・野田佳彦代表は「論戦も短くやったふりをして、すぐに解散総選挙だと思う。次の解散を名づけるならば、私は『裏金解散』だと思う。あるいは旧統一教会の問題も含めると、『くさいものにふた解散』だと思う。絶対に許してはいけない」と話した。きのう政権交代を狙う立憲民主党・野田代表は、石破氏が意向を固めたという早期解散を痛烈に批判した。総裁選中、石破氏は早期解散を度々否定してきた。選挙プランナー・松田馨氏は「新執行部ができてきた中で、早期に解散をするべきだという意見が強かった可能性はある。狙いとしては、ご祝儀相場とよく言われるが、石破茂新内閣発足直後に解散をするのが、最も支持率が高い状態で選挙ができるために有利になる」と説明。総裁選が終わり、解散風が強まるなか、自公の連立にも動きが見られている。おととい行われた公明党の党大会に参加した自民党・石破茂新総裁は、15年ぶりに公明党新代表となった石井啓一氏と握手を交わし、解散総選挙を見据えて連携を約束した。