昨日、石破総理はいわゆる”裏金議員”を選挙で非公認とする方針を決めた。裏金事件で党から重い処分を受けた安倍派の西村氏・萩生田氏・高木氏など少なくとも6人が非公認となる。総裁選で石破総理を支持し、今回の非公認の対象となった平沢勝栄氏は自身のFacebookで「この問題に関する決定プロセスには理解に苦しむものが多々ある」などと不満を述べた。石破総理は処分を受けた議員のうち、地元から公認申請が無い議員なども非公認とする考えで、非公認となる“裏金議員”は10人を超える可能性もあるという。さらに小選挙区と比例代表の重複立候補を認めないとのこと。突然の決断に自民党都連からは「なぜもう少し早く決断していただけなかったのか」と反発する声があがっている。一方、裏金問題は石破総理自身にも浮上している。疑惑を刑事告発したのは神戸学院大学の上脇博之教授。疑惑の舞台は石破総理らが代表を務めていた政治団体「水月会」のセミナーで、2019~2021年の3年間で計80万円分の収入が少なく記載されていたという。今日の国会で石破総理は収支報告書への記載ミスがあったと認めた上で「訂正可能な過去の収支報告書については既に訂正手続きを行った」などと説明した。