石破総理大臣はきょう、衆議院の解散に踏み切る。これに先立って、自民党は政治資金の不記載があった議員10人以上を衆院選で非公認とする方針を決める見通し。石破総理と森山幹事長、小泉選挙対策委員長は昨夜、裏金議員の公認の是非などを協議した。執行部はすでに旧安倍派幹部ら6人を公認しない方針だったが、関係者によると、協議の結果、非公認の議員は10人以上に増える見通しで、きょう方針を決める。その後、石破総理は臨時閣議を開き、衆議院の解散を決定する。国会では午後1時から党首討論が行われ、立憲民主党・野田代表ら野党の党首が、石破総理と通常の倍の80分にわたり論戦する。そして、午後3時半からの衆議院本会議で天皇陛下の詔書が読み上げられ衆議院は解散し、27日投開票の総選挙の火ぶたが切られる。