自民党は191議席、公明党は24議席と大きく議席を減らし過半数に18議席届かなかった。就任戦の勝敗ラインとして掲げた与党で過半数に届かなかった結果に小泉選対委員長は「結果の責任を受けて職を辞します。選挙責任を負うべきは選挙対策委員長だ」と述べ石破総理に辞表を提出。石破総理は政治改革などに先頭に立って取り組むとして続投の意向を示す。選挙結果について、厳粛に受け止め自民党は生まれ変わらなければならないと訴えた。今後の争点となるのは来月予定されている総理指名選挙。与党が過半数を確保できなかったことで、指名選挙は1回目の投票では決まらず、上位2人による決選投票となる見通し。野党との連立について「今この時点で想定していない」とした一方で協力関係に含み。石破総理は「議席を大きく伸ばされた党がある。取り入れるべいきは取り入れるという事に躊躇があってはならない」。立憲民主党・野田佳彦代表は「こちらのチームをどう作っていくか心を砕いていきたい」。今後重要なカギを握るのは手取りを増やすという現役世代向けの政策を訴え、選挙前の4倍となる28議席を獲得した国民民主党。玉木代表は「大臣ポストがほしいとか一切ない。政策を訴えて議席をいただいたので言った政策は実現したい。政策について協力や合意をしていただけるのであれば、相応の協力はいろんな形でしていきたい」。玉木代表は「自民党からはすでにあると思うが立憲民主党からは聞いていない」と明かす。