与党の過半数割れとなった衆院選。きのう自民党・小泉進次郎選対委員長が辞任。小選挙区の投票率は53.85%と戦後3番目に低い数字。自民党は公示前の247議席から191議席と大敗。与党の過半数割れは15年ぶりで、石破茂首相は「痛恨の極み。国民生活を守る、日本国を守ることで職責を果たしたい」と述べ辞任しない考えを示した。今後の焦点は特別国会での首相指名選挙。過半数割れしたことで自公での首相選びができない。一方、公示前の98議席から148議席に躍進した立憲民主党は今後の対応を協議。他の野党に連携を呼びかけていく方針を確認した。選挙前の7議席から28議席と大きく議席を増やした国民民主党は立憲との連立に慎重な姿勢。自公との連立について玉木代表は「政策本位で良い政策があれば協力するし、ダメなものはダメと言っていく」と述べた。