来月11日に召集する方向で最終調整が行われている特別国会。総理指名選挙に向け、野党の動きが活発化している。衆院選で過半数を下回った自民公明の両党は、経済政策をめぐり近く野党側と協議を行う場を設置する方向で調整に入った。あすにも自公両党の幹部が会談し、協議の枠組みを決める方針だが、まずは大幅に議席を伸ばした国民民主党に呼びかけを行う考え。一方、立憲民主党も午前10時半すぎから、日本維新の会と党首会談を行い、立憲民主党・野田佳彦代表は、日本維新の会・馬場伸幸代表に対し、衆議院選挙での自公過半数割れを踏まえ、特別国会での総理指名選挙で自らに投票するよう協力を求めた。これに対し、日本維新の会・馬場伸幸代表は、「大義や具体的な政治改革案がなければ与することができない」などと応じ、立憲側との協議を続ける考えをしました。立憲民主党・野田佳彦代表は、午後共産党・田村智子委員長とも会談する予定。