過半数割れで野党の協力が欲しい自民党と手取りを増やす政策を実現したい国民民主党。来月11日に召集されるとみられる特別国会で行われる総理大臣指名選挙では「野田佳彦と書いてほしい」、立憲民主党・野田代表、日本維新の会・馬場代表と共産党・田村委員長と相次いで党首会談を行い直談判。政権交代で野田政権誕生を目指す立憲民主党は国民民主党にも党首会談を呼びかけたが断られた。国民民主党は総理大臣指名選挙では1回目も決選投票も「玉木雄一郎」と書く方針。衆議院選挙で自民党と公明党の議席が過半数を割れる中、政権存続を目指している石破総理大臣。ジャーナリスト・後藤謙次さんは「石破政権にとって命運を握るのが国民民主党」とみている。野田代表は「自公政権に対してノーという国民の意思表示。政権をかえていく大きなチャンスでもある」、馬場代表は「野田さんの名前を書くにしても大きな大義、具体的な改革案がなければ我々はくみすることはない」、田村委員長は「前向きに検討したい」と述べた。ジャーナリスト・白鴎大学名誉教授・後藤謙次氏のコメント。予算について言及あり。過半数割れで野党の協力が欲しい自民党と手取りを増やす政策を実現したい国民民主党。国民民主党の掲げる手取りを増やす経済政策。政策を実現すると税収が減るため代わりとなる財源をどうするかが課題となるがジャーナリスト・後藤謙次さんは収入が年103万円を超えると所得税が課税される「103万円の壁対策」とガソリン代を下げることは自民党はのまざるを得ないのではないか、ガソリン代の値下げ、103万円の壁対策については「2025年度の税制から導入するかどうか検討されるのではないか」とみている。総理指名選挙で「玉木雄一郎」と書く事について、国民民主党・玉木代表は「我々がどうしようと関係なく立憲民主党・野田代表が選ばれる事はない。勝つ見込みのない野田代表に入れるわけにいかない」と話した。