立憲民主党はきょう、政府が提出した新年度予算案をめぐり、独自の修正案をまとめた。基金などを削減することで財源を確保し、学校給食の無償化などの実現を目指すとしている。立憲民主党は無駄だと主張する基金や予備費など約3兆8000億円を削減するとしている。削減によって捻出した財源は学校給食の無償化に約4900億円、高校の授業料無償化の拡充に約3700億円をあてる方針。新たに国債の発行はしないという。立憲民主党は午後に修正案を与党側に提示し、実務者同士による協議に入りたい考え。一方、先ほどから自民党・公明党・日本維新の会の政策責任者らは高校の授業料無償化などをめぐり、協議を行っている。与党側は「私立高校についても来年4月以降、所得制限を撤廃し、支援金を年間39万6000円以上に引き上げる案」を提示している。