高市首相は所信表明演説で「国家国民のため果敢に働いていく」、「この内閣が最優先で取り組むことは国民が直面している物価高への対応」などと述べた。ガソリン税の暫定税率について「各党間での議論を踏まえ今の国会での廃止法案の成立を期する」と強調した他、厳冬期の電気とガス料金の支援も打ち出した。一方、自民党が参議院選挙の公約に掲げた現金給付については「国民の理解が得られなかったことから実施しない」と述べた。外国人政策について「政府の司令塔機能を強化し、土地取得等のルールの在り方についても検討を進める」と表明。安全保障分野では来年中に安保関連の3文書の改定を目指すことや、防衛費を2027年度にGDP比で2パーセントに増額する目標について今年度中に前倒しして措置を講じると明言。野党からは物価高対策などについて厳しい声が出ている。立憲民主党の野田代表は「先送りと後退の所信表明演説だ」などとコメント。国民民主党の玉木代表は、少なくともガソリンの暫定税率の廃止について「年内の約束通り実施を求めたい」などとコメント。野党は来月4日から行われる各党の代表質問で高市総理に直接ただす方針。
