一般的なトンカツの作り方は豚肉の赤身の筋と脂身に切込みを入れて下味を付けて薄力粉・卵・パン粉の順でつけて油で揚げる。調理後は油が周辺に飛び散ってしまいベタベタになる。高橋善郎が使用する油は200mlで、深いフライパンに油を入れたら弱火で温める。少ない油でトンカツを美味しく揚げるには包丁の峰で肉を叩いて繊維を壊すことで火が通りやすくなり、衣は卵・塩コショウ・片栗粉を使ったバッター液を使用する。肉を入れてから弱火から中火に変えて1分版ほど焼き上げて裏返す。このトンカツは油を減らしたが衣はきれいなきつね色でサクサクだと紹介。
野菜の素揚げは作る際に一般的には油を900ml使用する。また鍋には油がたっぷり入っているため水分の多い野菜は油がはねてしまう。高橋善郎が作る野菜の素揚げでは野菜の表面の水分を拭き、野菜は大きめに切る。使用する油の量は200mlで中火で皮面から揚げ焼きにすると紹介。ポイントは油を吸わせないように野菜を大きくカットしたことと素早く揚げることだと紹介。
一般的な春巻きは春巻きの餡を炒めてから餡を春巻の皮で包んで油で揚げる。高橋善郎が作る春巻きは油を50mlのみを使用する。餡は炒めずにカニカマや味噌・チーズ等を使用し、春巻の皮には大葉・チーズ・味噌の順で乗せてその上に豆苗・カニカマを乗せて巻く。巻いたものはラップを敷いたバットの上に並べ、キッチンペーパーで春巻の皮に油を塗る。残った油をフライパンに敷き、表面に焼色がつくまで春巻きを焼くと紹介。