正方形の紙が命が息吹くように様々な生き物の形に折られていくフルCGアニメーション「Origami」。この作品を手掛けたのは金森慧、当時22歳。今年10月、学生映画の最高峰とされる学生アカデミー賞のアニメーション部門で、日本作品で初めて銀賞を受賞した。過去の受賞者には、タイムトラベルする高校生を描いたSF映画「バックトゥザフューチャー」のロバートゼメキス監督なども名を連ねている。金森の作品は来年のアカデミー賞短編アニメーション部門のノミネート候補15作品にも選出され、今、世界が注目する若き才能。金森独自の表現方法を八代が取材。世界に通じるまでに至った創作活動の原点に迫る。