続いては「耳をすませば」 から恋の始まりを予感させる青春シーン。野茂英雄がMLBで新人王を獲得した1995年劇場公開された。監督は近藤喜文。スタジオジブリの劇場公開作品で初めて高畑勲監督と宮崎駿監督以外が監督をした作品。月島雫は、どの貸出カードにも書かれる天沢聖司と言う名が気になっていた。そんな中であったバイオリン職人を目指す少年。カントリー・ロードの日本語訳詞は主人公・雫と同年代だった鈴木敏夫プロデューサーの娘が担当。宮崎駿監督は本作を「自分の青春に痛恨の悔いを残すおじさんたちの若い人々への一種の挑発である」と語る。