村上龍は今日の総括に、1982年、POSが導入されたとき、これで電卓を叩かなくても売れ筋商品がわかるようになる、と喜んでいたら鈴木敏文氏はまったく逆のことを言った。「売れ筋を見るな。売れていない死に商品を見きわめて、それを外して新規商品を入れ替えろ」この50年ですべての都道府県に2万1千店以上の店を出し、1日に2000万人が来店。社会のインフラとなった。セブンの看板は、店という感じがしない。公共物のようにわたしには見える。常に新しいことに挑戦してきた。50年かけて、わたしの心に浸透し、そうなったのだ。とした。