セブン&アイホールディングスがコンビニ事業の立て直しに向けた新たな経営戦略を発表。2030年度までに国内のコンビニを1000店舗増やす計画。取締役5人による5役会議はデイカス社長の新体制に移行して以来、毎日朝8時過ぎに開催。デイカス社長はトップダウン経営からの脱却を強調。北米事業の目標は2030年度までに約1300店増加、宅配事業で人口カバー率50%超に。国内事業については若年世代の支持挽回へ3000億円を投資すると発表。27年間、セブン-イレブンを経営している加藤さんは人手不足が深刻化する中、店舗拡大で人材の取り合いになるのではと不安を覚えた。一連の発表を受けて株価は上昇。UBS証券小売業界担当・風早隆弘は「マーケットは今回の発表を落胆として受け止めてはいないが会社が変わっていくとまでの確信には至っていない」などとコメント。セブン&アイHD・伊藤順朗会長は「企業文化をもう1回取り戻さないといけない」などとコメント。
