オウム真理教による地下鉄サリン事件から来月で30年を迎えるのを前に、公安調査庁は当時の音声記録や遺族の証言などを集めたデジタルアーカイブを開設した。東京消防庁などから提供された事件当時の写真およそ100点のほか、事件の被害者や遺族らが書き下ろした手記などが閲覧できる。鈴木法務大臣は、「事件を知らない若い世代が増えている」としたうえで、「オウム真理教の問題は決して過去の話ではなく、現在も続く問題だ」として、「引き続きオウム真理教に対する観察処分を厳正、厳格に実施していく」と述べた。
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