カゴ台車が出品されたインターネットオークションのIDから売り主が判明。鈴鹿市内の金属買い取り業者であることが判明したが、この業者はカゴ台車を買い取りインターネットオークションで転売していただけだった。買い取った業者は売った男の身分を確認していなかった。前回の犯行から4日後、再び同じ系列の店舗にトラックがやってきた。この系列店では不要になったカゴ台車を店の外に出しておき、業者が不定期で回収するシステムを取っている。そのため、大量のカゴ台車をトラックに積んでいても怪しまれることがなかった。しかし、この時店員が見たトラックのナンバーは回収業者とは違う一般車のナンバーだった。店員がドライバーに「今日はもう大丈夫です」と声を掛けたことで、カゴ台車は取られずにすんだ。その時に撮影したナンバーを照会するとレンタカーだったことが判明した。トラックを借りていたのは四日市市内に住む40代の男で、窃盗の前科などもある元暴力団組員だった。
レンタカーの予約当日、被害を断ち切るため人数で対抗する作戦に打って出た。レンタカー会社直近とその周辺に捜査車両5台、捜査員10人を配置、相手に気づかれないよう跡を追う。馬場はレンタカー会社の目の前で張り込みをしたが、男は体調不良を理由に予約をキャンセルし2日後に予約を入れていた。しかし翌日、男はこれまでになかった夜の予約に変更した。
レンタカーの予約当日、被害を断ち切るため人数で対抗する作戦に打って出た。レンタカー会社直近とその周辺に捜査車両5台、捜査員10人を配置、相手に気づかれないよう跡を追う。馬場はレンタカー会社の目の前で張り込みをしたが、男は体調不良を理由に予約をキャンセルし2日後に予約を入れていた。しかし翌日、男はこれまでになかった夜の予約に変更した。