- 出演者
- 神子田章博 檜山靖洋 狩野史長 井上二郎 今井翔馬 赤木野々花 近藤奈央 是永千恵
オープニング映像と挨拶。
きょうは日銀金融政策決定会合の2日目が行われる。アメリカで早期の利下げ観測が後退したことや日銀はマイナス金利政策解除を決定したものの当面緩和的な環境が続くとしたことも円安ドル高につながっている。今日の会合は物価上昇リスクの高まりの中でどのような政策スタンスを示すかが注目される。節目と見られていた1ドル155円を超える円安が進む中、政府日銀による介入への警戒感も高まっている。
米イエレン財務長官はロイター通信に対し、ほかの国による市場介入は例外的な状況でのみ認められる・実施する場合は事前に相談することが望ましいと言及している。また、円の適切な価値についての言及は避けている。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて衆議院では今日、政治改革を議論する特別委員会が初めて開かれ、各党がそれぞれ法改正に向けた意見を10分ずつ述べる予定。自民党は議員本人に収支報告書の「確認書」の作成を義務づけた上で、会計責任者が虚偽の記載などで処罰された場合、内容を確かめずに作成していれば公民権を停止するなどとした党の案を説明する方針。また公明党との実務者による協議を経て与党案をまとめる考えを示し、今の国会での法改正の実現を呼びかけることにしている。一方、野党側は議員に対しより厳格に責任を負わせる仕組みが必要だと主張するとともに、企業団体献金の禁止や政党から議員に支給される「政策活動費」の見直しなどを迫る構え。さらに、実効性のある法改正を実現する為に委員会で実態解明を進めるよう求めることにしている。今日から後半国会で最大の焦点となる政治資金規正法の改正に向けた議論が始まることになり、議員の責任強化や透明性の向上などを巡り一致点を見いだせるかが焦点となる。
愛知県江南市の自動車部品メーカーは、自動車のドアやパネルの金型を製造している。能登半島地震の1週間後から開発を始めたのが「耐震シェルター」。倒れてくる家屋から空間を確保し命を守るもの。社長の野田太一さんは家業を継ぐまで形成外科医だった。東日本大震災で医療支援をしたことをきっかけに、命を守るために自分にできることがないか考え続けてきた。今回の能登半島地震で家屋倒壊による犠牲者が多い事を知り、組み立て式のシェルターを思いついたという。自動車部品を製造するときの解析技術が生かされている。この技術により試作品をたくさん作る必要がなく、コストを抑えることができた。担当者は、シェルターの設置を決めた三重県鈴鹿市の男性を訪れた。南海トラフ巨大地震では、鈴鹿市内の多くの地域で震度6強程度の揺れが想定されている。男性の自宅は築50年以上で倒壊の危険がある。家全体を耐震化するにはコストは数百万円かかる。シェルターの設置費用は約50万円だったという。現在、野田さんの会社では広い部屋に対応するシェルターを開発している。
日本は災害大国といわれている。野田さんの耐震シェルターへの問い合わせは100件を超えているという。専門家は「耐震シェルターで安全性が高まるが過信しないこと。安全が確保できたら避難すること。家具転倒防止などの対策を組み合わせることが大切」としている。井上二郎は「手を尽くして災害に立ち向かっていきたいと感じました」と話した。
公立学校の教員の昨年の採用倍率は公立学校で過去最低の3.4倍・小学校では5年連続で過去最低となる2.3倍となっている。これを受け文部科学省は教員採用試験の目安となる標準日を民間企業の面接より早めるため、今年度は6月16日としているがさらなる早期化の対応を取る自治体も見られる。これを受けて文科省は来年度の標準日を5月11日とさらに1か月以上前だ押す形となる。試験も秋から冬の時期を活用して複数回の実施を求める方針。
JAXAと三菱重工業が開発を進めているロケット「H3」について、去年初号機の打ち上げに失敗し今年2月に2号機が初めて打ち上げに成功した。3号機について、機体の組み立てなど準備が進められてきており、打ち上げに向けた準備のめどが立ったとし6月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定であることが分かった。3号機にはJAXAと三菱重工業が約320億円かけ開発した地球観測衛星「だいち4号」が搭載される予定で、災害時の被害状況把握や火山活動に伴う異変の迅速な発見などに役立てられる計画である。
ホンダと旭化成がカナダでのセパレーターの共同生産で基本合意し、旭化成が1800億円投じカナダ・オンタリオ州に新工場を建設し、今年中にホンダも出資する合弁会社の設立を目指している。工藤幸四郎社長は記者会見で「北米のEV市場は短期的に鈍化を想定も、中長期的には成長していく」とし「完成車メーカーなどからおう盛な引き合いを受けており、これらの需要に応えることが当社の使命だと考えている」と述べた。
中国・北京で世界最大規模のモーターショーが昨日から始まった。中国ではEVなど新エネルギー車の販売台数が全体の3分の1を占めている。EVに参入したシャオミが先月販売を始めたEVを披露し、受注が1ヶ月弱で7万5000台を超えたとアピールした。トヨタ自動車は最新EVを発表し、テンセントと提携しEVなどに搭載するソフト開発を進める方針を示した。中国では都市部中心にEVが急速に普及したことや航続距離への不安などからEVの販売が鈍化しており、ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッド車の人気が高まっている。日産自動車は2種類のプラグインハイブリッドコンセプトカーを披露し、吉利自動車グループは充電・給油なしに最大2000km走る最新プラグインハイブリッド車を発表した。
全国のデパートの先月の免税品売り上げは、円安が進む中外国人旅行者によるインバウンド需要が拡大し、前年同月比2.4倍増の495億円余となり、過去最高となった。安田洋子専務理事は「円安は海外客にとってメリットだが、さらに円安が進むと日本客が買いにくい局面に入ることも考えられ、今の水準がギリギリのように感じる」と話した。
トヨタ自動車の昨年度の世界全体での生産台数・販売台数いずれも過去最高となったが、グループで起きた認証取得の不正問題の影響などからいずれも当初の計画は下回った。
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ゴールドマン・サックスは日本法人社長に市場部門出身の居松秀浩氏が就任すると発表した。
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栃木県足利市のあしかがフラワーパークから中継。約2000平方メートルに渡り2本の木から藤棚が広がっているエリアを紹介。1本は樹齢160年超で、かつては足利市中心部の農園に植えられており1991年に街の再開発で移植せざるを得なくなり、当時幹の直径が1m超の藤の移植は不可能と考えられていたが、数年間かけ方法を模索し1996年に藤棚を縮小する形で移された。夜は藤棚がライトアップされる。藤の季節で世界中から50万人以上が訪れる。村岡伸朗さんによると、今年は花数も多くボリューム感を感じるような咲き具合になっているという。藤の見頃は5月上旬までで、花が散ったらすぐに来年の開花に向けた準備が始まる。
殺人事件などの被害者の遺族や犯罪によって重い障害が残った人などに支給される「犯罪被害者等給付金」について、警察庁はきのう支給の最低額を大幅に引きあげる法律の施行令の改正案をまとめた。これを受けて「新全国犯罪被害者の会」が都内で会見した。評価する一方で課題も残されていると指摘した。新たな制度の対象となるのは改正案の施行後に発生した事件の被害者遺族となる見通しで、過去に起きた事件も対象に含めるよう求めた。「新全国犯罪被害者の会」では国が賠償金を立て替える制度の創設なども求めている。
祝儀医の補欠選挙の開票日が明後日に近づく中、長崎3区では自民党の裏金問題で辞職に伴うもので立憲と維新の2人による闘いとなっている。山田氏は比例代表で上がったものを返上して選挙区で選ばれてからであるとし、井上氏は学生時代に思いを馳せ、改革に取り組みたいと立ち上がったと語られている。明後日まで激しい衝突が続くと見られている。
AFC U23アジアカップ2024。日本代表はカタール相手に延長戦までもつれ込み、エースで選出されるもここまでゴールのなかった細谷真大が値千金の勝ち越し点を決め、4-2で勝利を収めた。これでパリ五輪出場へ後1勝となる。
パリ五輪まで後3カ月。池田向希は東京五輪で銀メダルを獲得し、世界トップを目指すためパリ五輪で金メダルを目指している。鍵を握るは上半身の動きで、今年の日本選手権では力まない歩きを体現し、ペナルティを受けることなく世界歴代3位のタイムでパリ五輪の出場権を手にした。池田選手は「恩返し」を命題に名の通り『希望に向かう』為日々練習を重ねている。
為替と株の値動きを伝えた。