幻想的な雪景色が人気を集めている山形県の銀山温泉だが、オーバーツーリズムが問題となっている。シャトルバスはすし詰め状態になっている。渋滞の道は危険だ。そこで、銀山温泉は今月から冬の期間の日帰り客を対象に、マイカー規制と入場規制のオーバーツーリズム対策を始めた。日帰り客は温泉街のおよそ2km手前にある駐車場に車を止め、有料のシャトルバスで移動する。更に、ライトアップされた景色が人気の夜の時間帯は入場の事前予約が必要。規制が始まって1週間。銀山温泉組合の脇本英治組合長は「安心して見ていられるような観光地になっている」と語った。観光客にとってもメリットがあるよう。規制の効果が見えてきた一方で、本来温泉街への通行ができない日帰り客の車が来てしまうことも。最終のシャトルバスに間に合った家族。銀山温泉を満喫できたという。通行不可の日帰り客が来てしまうこともある。規制の周知が今後の課題。
住所: 山形県尾花沢市銀山新畑地内銀山温泉