昨日、日経平均株価は1000円以上値上がりし、再び4万円に迫っている。こうした中、金の価格上昇も止まらない。株と金が同時に上昇する珍しい現象が続く背景を取材。昨日過去最高値を更新し金の相場。土肥金山で展示されているのが250キロの金塊。この金塊が作られたのは2005年。当時の価値は約4億円だった。現在の価値は28億5500万円。金相場の上昇を受け、都内の貴金属店では幅広い年代の人が金を購入しに訪れているという。中国では金を多く身に着けている人の動画が投稿されている。中国経済の低迷が背景にあるという。国内外の不安に対する防衛策として金の保有を増やしている可能性があるという。今までは株価が上がると金の価格がさがる関係にあったが、2010年頃から同時に上がる傾向にあるという。世界情勢が不安定な状況のため、今後も金が注目される。