6月から年金受給額はが増える。国民年金は月1750円増え6万8000円、厚生年金は月6001円増え23万483円となる。昨年度に比べ2.7%の引き上げとなり、1992年以降最大幅。しかし実質は目減りしている状況。高齢者をめぐり、定義の引き上げが話題。事の発端は先月23日に行われた経済財政諮問会議で、生涯活躍と少子化への対応などを議論。有識者から「高齢者の定義を65歳から5歳延ばすことを検討すべき」との意見が出た。健康寿命が延び、就労意欲の高い65歳以上が増加。さらに政府で国民年金の納付期間について議論されている。20〜60歳までの40年を、20〜65歳までの45年に延長することを検討するという。