この週末も東日本と西日本を中心に猛暑が続いた。この危険な暑さでスマートフォンの修理や窓ガラスが割れる被害が相次いで発生している。おととい埼玉県熊谷市では最高気温39.0℃と危険な暑さに。群馬県伊勢崎市では40.1℃と関東で今年初の40℃超えを記録した。きのうも東北から九州の広い範囲で猛暑日が続出、今年最も多い38都府県で熱中症警戒アラートが発表された。東京都心は36.1℃まで上がり猛暑日を記録した。午後2時半ごろ、東京・銀座の歩行者天国では日陰を歩く人の姿が多くみられた。この気温で身の回りの物の温度をサーモカメラで計測すると、日傘は40℃を超えていた、スマートフォンは39℃や42℃など、体温超えの温度に上がっていた。こうした中、修理店にはバッテリーの膨張の修理が増えている。暑さや直射日光で熱が加わり、バッテーリーが膨張しスマートフォンが破損してしまうという。膨張した状態で落下させると発火につながる可能性もあるため注意が必要。適正温度は20~30℃なので、直射日光が当たるような状態で長時間放置しない、熱を持ったら扇風機の風などでゆっくり冷やすことが大事。