オシエテ!夏のお風呂美容術!1人目の達人は皮膚科医・田尻友恵さん。暑さと寒さの温度差が激しいと体は大きなストレスを感じ自律神経が乱れてしまう。お風呂に入りリラックスすることで副交感神経が高まり自律神経が整い、睡眠の質や夏の疲労が回復できるそう。更に自律神経の乱れは血行不良などを引き起こし乾燥肌の原因に。他にも紫外線によりバリア機能が低下してしまったり、汗によって肌の水分が蒸発したり、また、エアコンを使うことで空気が乾燥してしまうので、夏でも肌の乾燥には注意が必要。オススメの入浴法は38~39℃のお湯で10~15分程度(夏の入浴の場合)。全身浴でじんわり汗をかく程度で済ませる。ぬるめのお湯だと血流がアップしにくいため、血管を広げる作用のある炭酸系の入浴剤を入れると効果的。すぐ保湿しないと乾燥して皮膚のバリア機能が破綻して肌荒れの原因になる。また、夏に老廃物が溜まりやすい場所は顔。溜まった老廃物を排出するためにセルフケアが必要。セルフケアにより温熱効果で血流がアップし、むくみケアにもなるそう。さらにふくらはぎも要注意。冬だけでなく運動不足になりがちな夏も血行不良でむくみやすくなる。湯船に浸かりながらできるオススメのセルフケアを紹介。まずは顔まわり。顔のセルフケア(5回繰り返す)。1.手のひらを額に当て耳元に動かす。2.頬骨→耳元。3.頬骨→顎の先。4.顎の下→耳元。5.耳の付け根→鎖骨。続いてふくらはぎ。1.膝裏を両手で掴み3~6回もみほぐす。2.足首を両手で掴み、数回に分けて膝裏まで流す。