神奈川県鎌倉市。去年8月、城島と伊野尾がやってきたのは光明寺。光明寺が開かれたのは鎌倉市時代。本堂は1698年に建て直された。迎えてくれたのは僧侶・大谷慈通さんと工事責任者の嘉代正信さん。光明寺を解体しながら元に戻していくという。本堂の建物を覆って中で重要文化財の解体・改修工事をしている。本堂は約320年前に建立され、江戸時代から昭和にかけて50~100年サイクルで何度も改修されてきた。龍の彫刻が施された部材は場所によって木の色が異なり、補修された痕が残っている。工事が始まったのは2019年11月、工期は10年。重要文化財の建物を後世に残すことが目的。痛みがひどい部分は新しい材木を足して補修する。部分の多くは当初材。