子どもたちに実際の議場での質疑を体験して行政や議会の仕組みを学んでもらう取り組みが神奈川・鎌倉市で行われた。この取り組みは「かまくら子ども議会」と題して、鎌倉市の教育委員会が毎年行っていて地元の小中学生30人余りが参加。子どもたちは観光客の集中による交通渋滞やごみのポイ捨てへの対策など鎌倉市ならではの地域の課題について質問。これに対し市長らは、混雑する地域の手前の駐車場で車を降りて電車やバスに乗り換える「パーク&ライド」の取り組みを行っていることやごみの持ち帰りを徹底するようパンフレットやSNSで呼びかけていることなどを紹介していた。鎌倉市・高橋洋平教育長は「自分たちの生活、いま一度考えて、学校生活や人生を輝かしいものにしてほしい」と語った。