今回訪れたのはベルギー。北東部にある人口約4万人の小さな町シント=トロイデン。スタジアムに訪れたのはW杯2大会に出場した中澤佑二。スタジアムの中には宿泊できるホテルやスポーツジム、レストラン、スーパーマーケット、家電量販店などがあり、まるでショッピングモールのよう。シント=トロイデンVVといえば、鎌田大地や鈴木彩艶など日本代表選手たちが飛躍のきっかけを掴んだクラブ。そこで今季エースとして活躍したのが後藤啓介(21)。初めてW杯を見たのは2010年。横浜F・マリノスの練習を見に行ったことがあるといい、中澤と中村俊輔の下敷きを買ったと明かした。2023年、17歳でJリーグデビューを果たすとクラブ史上最年少得点記録を更新。プロ1年目から7ゴールの活躍。翌年にはプロ2年目で海外移籍を果たした。そして今季はチームのエースとして11得点7アシスト。試合を重ねていくごとにポストプレーの質は成長したという。相手を背負った状態でボールをキープし、パスなどで攻撃の起点を作るフォワードにとって重要なポストプレー。さらに初出場した代表戦で森保監督から求められたことが「0点で抑える」。疲労が溜まる試合終盤、リードを守るため前線からボールを追い続ける「チェイシング」という献身的なプレー。日本を背負って戦うのでまずは日本が勝つこと、チームが勝てるなら自分のやれることを出し切れればと語った。中澤はもっともっとエゴを出していいとアドバイスした。
