延伸工事が進められている北海道新幹線の新函館北斗駅と札幌駅間で使用する、1本の長さ150mのレールが製造元の北九州市から順次輸送される。鉄道・運輸機構によると、従来は25mごとに切断して輸送し敷設工事の際に溶接されるが、北海道で保管場所の環境が整ったことで切断せずに輸送を行うこととなった。今日は鉄道・運輸機構や製造した日本製鉄の関係者らが参加して初めての輸送を祝うセレモニーがあった。テープカットのあと28本のレールを乗せた貨物列車が北海道・長万部駅に向けて出発した。現地には3日後に到着する予定。150mのレールは今後も製造が続き、約3年間に400本ほどが順次輸送される予定。
住所: 北海道山越郡長万部町字長万部228-7