ことしのノーベル平和賞を受賞することになった日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳代表委員が日本外国特派員協会で記者会見し今後への決意を示した。きょう、日本外国特派員協会が開いた会見に13歳のときに長崎市の自宅で被爆した日本被団協の田中熙巳代表委員が招かれ当時の様子について証言した。また日本被団協が果たした役割について問われると「被爆者は自分が体験したことをさまざまな形で表現活動を行ってきた。目撃した被爆者たちが私ぐらいが最後の世代であり、生きている間に実態を伝えていかないといけない」そして、これからの活動について「2世は明らかに原爆の被害者。わたしたちがやってきた運動を継承してほしい。若い人たちが力を合わせてやっていってほしい」と述べた。