長崎空港から車で3分の所に空港の商家救難訓練を行う施設「空港保安防塞教育訓練センター」が設置されている。施設内にはモックアップに実際に火を付けて消火訓練を行う。30年前、名古屋空港の中華航空140便墜落事故をキッカケに設立されたものでそれまで空港の消防職員を育てる施設がなかったためスキル上げのため国土交通省、航空局で設立。全国には空港消火救難業務従事者は約1500人がいる。そのリーダーを務めるのは17年目の松田さん。航空機は大漁に燃料を積んでいるため燃料に引火した場合大規模火災に発展する。そんな火災を防ぐ最新鋭の消防車「空港用科学消防車」を紹介。アームは地上から最大16.5mから伸び、地上わずか40cmまで下げられ、そこから機体に刺して中の消火と冷却を行うことができる。国管理の空港ではほぼ全部1台ずつ配備されていて、値段は約1億4000万円となっている。