2024年8月11日放送 18:30 - 20:50 テレビ東京

日ビ ニッポンの空を守る仕事人
【日本全国の空港で激レア映像大公開SP】

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ニッポンの空を守る仕事人 空のドクターから極秘火災訓練まで激レア映像大公開SP!
話題のパイロットにテレビ初密着!華やかでカッコいい仕事人の裏側とは?

中部国際空港セントレアで話題のパイロットANAウイングスの齋藤健さんに密着。飛行機は機種ごとに免許が必要で齋藤さんはその中で「ボーイング737」の副操縦士。肩には副操縦士を表す3本線が入っており機長になると4本になる。その機長になるには3000時間以上のフライト経験が必要となる。そしてやってきた機長は齋藤健さんの兄である齋藤僚さん。兄弟でパイロットは業界の中でも少ない事例だという。

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ANAウイングスボーイング737中部国際空港

本日のフライトは14:10からでその約1時間10分前に出社し運行管理事務所でフライトプランを組み立てる。本日は中部国際空港から成田、伊丹、宮崎へと飛ぶがどの会社も同じくらい飛ぶという。40分前にパイロットは毎便行う外部点検を行い、その間に健さんはオートパイロットのデータを入力する。その後CAとブリーフィングを行う。兄弟でのフライトは今回で4回目となる。気流が安定した所までくると自動操縦に切り替わる。その間機長は飛行ルートで揺れが発生した場合その場で管制官とやり取りしながら高度を変更をするなど行う。そして空港までくると手動で着陸を行う。成田に到着したところで荷物を見せてもらった。荷物はフライトプランの資料やライセンスなどが入っていた。操縦資格は1年毎に更新される他、航空身体検査を行う。

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トップガンボーイング737中部国際空港大阪国際空港宮崎空港成田国際空港

17:35に成田から伊丹、19:40に伊丹から宮崎へと到着し本日のフライトは終了。翌日、この日のフライトは午後3時ということで2人のランチに同行。ランチは宮崎へ来たら必ず来る店でチキン南蛮を注文して食した。2人の年齢差は6歳、僚さんは飛行機が好きで幼稚園の頃からパイロットを目指していたという。一方健さんはモノづくりへ興味を持っていた。大学へ進学すると航空部にめぐり逢い、実際に空を飛んでみてこれは楽しいという感覚から航空大学校を調べたという。そして入ったタイミングからいつか2人で飛びたいと思うようになったという。そして健さんの初フライトのときに僚さんが機長を努めさらに両親も乗っていてドキドキしていたと言っていたが僚さんが一番ドキドキしていたなど話した。

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おぐら 瀬頭店なんじゃこら大福チキン南蛮チーズ饅頭ボーイング737中部国際空港大阪国際空港宮崎市(宮崎)宮崎空港成田国際空港東京国際空港航空大学校
成田国際空港にしかない塔へランプコントローラーの仕事とは?

年間約10万便の機体が発着する成田国際空港には2つの塔が存在する。1つはどの空港にもある管制塔でもう一つが日本で成田国際空港だけにしかないという。その塔では「ランプコントローラー」という仕事をする人たちの施設で中から滑走路など空港を一望できる。早速仕事に密着させてもらうと飛行機を次々と誘導していた。ランプコントローラーは駐機場周辺を移動する航空機に対して駐機場所や地上走行の指示を行う。成田以外では管制官が担っているが成田空港はエプロンの形状が複雑なため業務を分担していて1日約650機をコントロールしているという。全体の状況を把握し同時にコントロールしていてランプコントローラーは二交代制朝・日中・夜に分かれて24時間常駐している。午後4時20分、滑走路へと移動し1時間半かけて物が落ちてないかなど異常がないか点検・確認していく。

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ランプセントラルタワー成田国際空港
水際の番人!空港の税関職員 密輸を防ぐ取り締まり現場で張り込み

空港の税関職員に密着。税関は銃や不正薬物などを水際で密輸されないよう防ぐ仕事。成田税関支署では昨年約580kgの不正薬物が押収された。次々とやってくる人たちの荷物をチェックし今回ある人物を止めてチリソースを確認。過去にチリソースの容器に薬物が入っていたケースがあったという。今回は異常はなかったが少しの疑念があれば検査を行っていくという。また段ボールに大量の焼きそばを入れたフィリピン人も止めた。食べ物や衣類などが多すぎる場合は販売目的の可能性もあり課税対象になることもあるという。さらに荷物を開封しなくてもおおよその中身をみることができるX線検査で見ると液体が入った容器が発見され確認すると育毛シャンプー付きセラムで不審物ではなかった。

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成田国際空港

税関が近年特に注意している事を聞くと「金」の摘発が多いという。金は価格高騰の影響を受け消費税を立つぜうする目的で密輸する事案が増加しているという。過去にには荷物カートに隠したり、ゴルフクラブを金にしてなどの事例が確認されている。

嗅覚で禁止物を探し出す!空港の探知犬 発見のサインはおすわり…検疫の最前線

水際で不審物を防いでいるのは人だけではない。羽田空港では動植物検疫探知犬が活躍している。空港に訪れている人の荷物を検査し異常物があるとおすわりで合図を出す。合図が出た男性の荷物を確認すると中に入っていたのはマンゴーとクアバ。果物は病害虫が隠れているなどの理由から日本への持ち込みが禁止となっている。禁止されているのは果物や野菜だけではなく、「アフリカ豚病」などの家畜伝染病対策として肉や肉を使った食品も禁止となっている。「アフリカ豚病」の場合、東アジアで日本と台湾のみが未発生となっているが有効なワクチンがないため発症したらブタなどの家畜は全て処分する必要がある。

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アフリカ豚病イノシシカレーパングアバブタマンゴー台湾東京国際空港
世界初の海上空港付近に日本唯一の施設!立入禁止エリアにいる仕事人とは?

長崎空港から車で3分の所に空港の商家救難訓練を行う施設「空港保安防塞教育訓練センター」が設置されている。施設内にはモックアップに実際に火を付けて消火訓練を行う。30年前、名古屋空港の中華航空140便墜落事故をキッカケに設立されたものでそれまで空港の消防職員を育てる施設がなかったためスキル上げのため国土交通省、航空局で設立。全国には空港消火救難業務従事者は約1500人がいる。そのリーダーを務めるのは17年目の松田さん。航空機は大漁に燃料を積んでいるため燃料に引火した場合大規模火災に発展する。そんな火災を防ぐ最新鋭の消防車「空港用科学消防車」を紹介。アームは地上から最大16.5mから伸び、地上わずか40cmまで下げられ、そこから機体に刺して中の消火と冷却を行うことができる。国管理の空港ではほぼ全部1台ずつ配備されていて、値段は約1億4000万円となっている。

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中華航空名古屋飛行場国土交通省空港保安防塞教育訓練センター空港用科学消防車航空局長崎空港
日本唯一!空港消防士たちの消火避難訓練!炎上する飛行機…最新鋭の消防車でどう消す?

空港保安防塞教育訓練センターには全国の現役空港消防士たちが毎週各地から入れ替わりで集まって訓練している。空うこう消防士のほとんどが実際の消火経験はないという。国際基準では火災現場まで3分以内に到着することが目標とされており、出勤は原則消防車3台の6人体勢となっていて1分間に6000リットル飛距離最大80mにもなる放水を行う。消防士達は上院などの生存できる環境を保つ胴体冷却を行い火が弱まると水を節約できるホースを使用。放水の際は平行が基本でこれは水圧で燃料が空中に舞い引火する恐れがあるため。訓練では訓練生を火に近づけ熱さを経験させさらにこの熱さで耐えれるのは1~2分ほどであると教える。続けてエンジン火災消火の訓練を行うなど訓練中に次々と新たな司令が入る。鎮火が確認され機内検索を行い、人命救助を行い訓練が終了となる。

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空港保安防塞教育訓練センター空港用科学消防車
1分1秒を争う!ママさんライン整備士 出発直前の飛行機に不具合…フライトに間に合うのか?

航空機整備の最後の砦と呼ばれるライン整備士に密着。ANAラインメンテナンステクニクスはANAグループ旅客機のライン整備を担当しており、羽田整備部は約500人が所属している。入社18年目の吉田さんは2人の子を持つママさんライン整備士。ライン整備士は主な仕事として着陸予定の機体に不具合が発生したら連絡を受け、次の出発までに安全確保をし整備作業を終わらせるというもの。この日は客室内のモニターが何箇所か使えないという連絡が入ったという。作業時間は24分だという。問題のモニターをチェックしマスター電源を落として再起動し問題ない事を確認しCAに報告し搭乗時間まで1分を残し任務完了となった。昔は地上についてから不具合の共有などされるためバタバタしていたが、今はフライト中にWi-Fiがつながって情報がおりてくるという。

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ANAラインメンテナンステクニクスWi-Fi全日本空輸大阪国際空港東京国際空港

吉田さんの元に支給応援に来て欲しいと報告を受ける。対象の機体は今年3月国内線で初就航した「ボーイング787-10」でクーリングカートを引いて持っていく。タイヤのホイール部分に装着する。機体は着陸時のスピードは時速250キロありブレーキの温度は400℃となっており高温になりすぎると発火やブレーキの性能が低下する可能性があり、ブレーキ内の熱を吸引して排出する。機体に入り温度計を確認するが夏は気温も高く路面も高温のためブレーキの熱が下がりにくいなどから夏に多いトラブルだという。

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ボーイング787-10

吉田さんは石川・白山市生まれで小松空港と航空自衛隊の基地があり小さい時から飛行機を見慣れており航空祭へ連れて行ってもらった時にカッコいいなと思ったという。その後地元の工業高校卒業後航空整備の専門学校へ進学しライン整備士の路へ進んだ。夫の真之輔さんとは専門学校で知り合い、同期入社し職場結婚した中。午後6時、子どもの迎えをし食事の準備するなど休む暇はない吉田さん。吉田さんは子育てもあり平日のみの時短勤務をしているが通常のライン整備士は三交代制で24時間現場が動いている。

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職場に後輩も増えベテランになる吉田さんは車内ではムードメーカーで頼れる姉さん的立場。そんな吉田さんが最もやりがいのある業務が「初便」の点検。初便の点検ではスイッチなどの確認、損傷や液体漏れがないかなどの点検を行う。これを1人で30分かけて行う。機体ごとに整備の国家資格があり、資格がないと初便の点検が担当できない。

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ボーイング767-300松山空港
1分1秒を争う!ママさんライン整備士 責任重大の初便の点検&叶えたい夢

初便の点検を行う吉田さん。操縦席の窓を開けてガラスを拭く、これはパイロットの視界を守るための重要な整備である。そして1時間30かけて初便の点検を終え、飛行機六の整備部門にサインを記入、その後パイロットに整備報告などを引き継ぐ。そんな吉田さんの夢は整備をした機体に家族を乗せて窓からママが手を振るところを目に焼き付けて欲しいと語った。

セントレアの隅っこに謎の建物が!日本でここにしかない仕事人とは?

中部国際空港にしかいない仕事人が存在する。隅っこにある謎の建物には6機の見慣れない飛行機が存在する。飛行機からは7人の仕事人が降りてきて話を聞くと国土交通省が所有している飛行検査機で「ドクターイエロー」と同じように飛行機のための道路を点検する飛行機、通称ドクターホワイトで日本には6機しかない。さらに7人が乗る「ロンジチュード(C700型)」は令和4年に導入された日本には1機しかない飛行検査機で機体費は約28億円。そんな検査機にテレビ初潜入。スペックは巡航速度895km/h、上昇限度は45000ft、航続距離は6482kmのセスナ式ビジネスジェット機。後部座席には検査で電波を解析するための受信機が設置されている。7人のうち3人がパイロット、3人がパネルオペレーター、残り1人は整備士を担当している。

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セスナ・サイテーション・ロンジチュード中部国際空港国土交通省新幹線電気軌道総合試験車

空の道の点検に密着。エンルートを取って目的地まで行くという。エンルートは上空には飛行機が使用する約1350本の空の道路があり、レーダーには空の住所がありオートパイロットで飛行しGPSの電波が問題なく受かるか確認していき安全に飛行できるのかどうか評価する。この日は中部国際空港セントレアから羽田のルートを確認し異常はなかった。さらに翌日、早朝4時に集合し特別検査を実施するが雨が降ってしまいキャンセルとなる。行う予定の検査は有視界飛行というもので外が目視できる状態を維持して飛行するというもので雲の高さが低いと決められた場合検査に必要な硬度を確保できないという。さらに翌日になり検査可能となり移動を開始するが1人は留守番。地上で機器の準備を行うという。空港局職員になった理由を聞くと世古さんは高校時代にテレビで管制技術管などの仕事ドキュメンタリーを観てなってみたいと思ったという。

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セスナ・サイテーション・ロンジチュード中部国際空港東京国際空港
日本で1機!最新の空飛ぶドクターホワイトに初密着!飛行機を火葬炉の中心へ導く三店知られざる特別検査

ドクターホワイトに密着。地上班と飛行機班と分かれて作業を行う。地上では機材を展開。セオドライトでは検査機の収入角度などからズレを計測でき、地上職員は目視で検査機を滑走路の中心へ誘導。さらに特別検査としてローカライザーで電波で左右のズレを知らせる機器を設置。離陸後離れてDランウェイのルートを辿るため入口まで飛ぶ必要がある。セオドライトでは大体10マイル先くらいまで見え見えるまで見つめ続ける必要がある。誘導を終了しローカライザーの電波を解析し電波的には問題はなかった。

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セスナ・サイテーション・ロンジチュード六本木(東京)東京スカイツリー東京ディズニーランド東京国際空港
ANA全面協力!CAの緊急保安業務 現役CAが新人を鍛える極秘訓練とは?

ANAのCAの緊急保安業務、極秘訓練に密着。インストラクターは現役CAで新人CA候補生を鍛える。大田区にある日本最大の訓練施設「ANA Blue Base」ではCA以外にも整備士などの訓練ができ、中には機種ごとにシミュレーション可能となるCEETルームがあり、機体は揺れや傾きを再現できる。その中で揺れている機内の体験、CAの心が目と知識を学んだら訓練をスタート。

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ANA Blue Baseボーイング787全日本空輸大田区(東京)

まず行うのは機内火災シミュレーション訓練。訓練生は4人のチームとなり、火災がどこで起きるかわからない常用で迅速な鎮火と乗客の尤度を行う。訓練では人体に害のない煙と照明で火災を再現。インストラクターは訓練生の動きなどをチェックする。訓練生は使えるものを全て使ったが鎮火は出来ていないや機長への報告などを指摘された。続いての訓練は緊急脱出訓練。スライドでは姿勢が大事であると説明。緊急脱出訓練は地上と着水の両方を想定して訓練できる。すべり台のようなスライドはボートにもなることができ、機内にあるサバイバルキットを持ち込む。

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ANA Blue Baseボーイング777ボーイング787
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