きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時2.73%まで上昇、これは約29年ぶりの高水準。国債は売られて価格が下がると利回りが上昇する仕組みでイラン情勢の悪化に伴う原油価格の高騰で物価高が加速するとの懸念が強まり、債権が売られている。さらに政府が補正予算の編成を検討していると伝わったことも債権売りに拍車をかけ金利が上昇した。長期金利の上昇は株式史上にも重しとなっている。最高値圏で推移してきた日経平均株価は一時1700円以上値下がりする場面もあった。結局1244円安い6万1409円29銭で取引を終えている。さらに外国為替市場では円も売られ一時1ドル158円60銭台まで円安が進んだ。株式・国債・円が揃って売られるトリプル安は日本売りとも言われ、日本経済への警戒サインが点灯。
