6434人が亡くなった阪神淡路大震災の発生からきょうで30年。神戸市など大きな被害を受けた地域では追悼行事が行われる。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災では建物の倒壊や火災が相次ぎ災害関連死も含めて6434人が亡くなった。阪神淡路大震災をめぐってはあわせて16兆円あまりを投じて復興が進められてきた。去年10月には大規模な火災が起きた神戸市長田区で最後の1棟となる再開発ビルが完成し復興関連事業のすべてがようやく終了した。一方で30年という歳月がもたらす課題にも直面している。去年元日の能登半島地震など各地で災害が相次ぎ、南海トラフ巨大地震などあらたな災害への備えも求められる中、過去の教訓を今後の防災にどう生かすのか。神戸市長田区の映像。