群馬3区は自民党の前議員と立憲民主党の元議員による与野党一騎打ちの構図。2人の対決は5回連続となる。自民党の前の議員で公明党が推薦する笹川博義候補は党が抱える政治とカネの問題についても有権者に説明し信頼回復に努めるとしている。今回の選挙では自民党への逆風を感じている。地元企業や農業団体などの組織力を生かした運動に加え、こまめに集会なども開いている。一緒に勉強会などに参加しているという小泉進次郎選挙対策委員長も駆けつけ、支援を呼びかけた。与党としての政策の実行力や培ってきた実績と経験をもとにこれからも地域の発展に力を尽くすと訴えた。対する立憲民主党の元議員、長谷川嘉一候補は政治とカネの問題について批判するとともに歯科医師としての経験から命や暮らしを守る社会の構築などを訴えている。前回3年前の選挙以降、延べ100か所以上で街頭演説を繰り返してきた。今回の選挙でも地元をこまめに回りながら訴えの浸透を図っている。有権者との顔が見える関係を大切にしたいと地域の催しやサークル活動にも顔を出す。SNSを使った発信も行い無党派層、若者などにも政権交代の必要性を訴える。衆議院選挙は今月27日に投票が行われる。