- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像。
半袖か長袖蚊判断に迷うなどと話した。
きょうは各地で夏日になった一方で大気の状態が非常に不安定になっている。気象庁によると低気圧から延びる前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、千葉県や茨城県を中心に気温が上がった。日中の最高気温は千葉県館山市で29度ちょうど、茨城県鉾田市で27.4度、長野市で26.5度、東京の羽田空港で25.5度、横浜市で25度ちょうどなどと各地で夏日となった。あすはきょうより気温が上がるところが多く日中の最高気温は甲府市で27度、東京の都心や横浜市、千葉市、前橋市、宇都宮市で26度、さいたま市や水戸市で25度と予想されている。一方、前線があすにかけて関東甲信を通過するため大気の状態が非常に不安定になり、関東南部などでは局地的に雨雲が発達している。気象庁はあす明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうに注意するよう呼びかけている。辺りが急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保を。
新潟県中越地震で最大震度7の揺れを観測した長岡市川口地区に暮らす平澤康隆が当時暮らしていた自宅は全壊、数か月にわたり避難生活を送った。平澤は先の見えない避難生活、孤立状態の中、地元の住民は食料などを分け合い共助で乗り越えた。川口地区では地震の記憶を伝えるとともに地域のつながりを維持していこうと毎年、追悼式典を開いてきた。実行委員長を務める平澤は追悼式典で使うキャンドルは毎年、地元の中学生と一緒に作っている。そこに書かれたメッセージは「仲間と助け合う」だった。高齢化が進む川口地区では追悼式典はことしで終わりにすることが決まっている。それでも平澤は別の形でこうしたつながりを維持していきたいと考えている。中越地震の教訓である共助を能登半島地震の被災地に生かそうと活動している人たちもいる。佐竹直子は中越地震のあと長岡市で仲間とボランティア団体を立ち上げ全国の被災地支援を続けてきた。能登半島地震の被災地に定期的に通っている。この日は地震で被災した人たちに手伝ってもらい炊き出しを行った。佐竹が大切にしているのは被災者を孤立させないこと。背景にあるのは20年前の中越地震での経験だ。長岡市の自宅で被災した佐竹は小さい子どもを連れていくと迷惑がかかると考え避難所に行けなかった。地域を回り、話を聞くうちに同じように孤立している人が多いと気付いた。能登の被災地でも被災者の孤立を防ごうと話ができる場を作った。避難者がつながりを持てるカフェスペースやリラックスした中で悩みを打ち明けてもらうための足湯を用意した。佐竹は自分の経験を伝えることで輪島の人どうしで支え合う活動が広がっていってほしいと考えている。高齢化などを背景に共助の取り組みの維持は課題になっている。地震からの復興に携わってきた兵庫県立大学大学院の澤田雅浩准教授は共助を高めるには行政も地域の催しなどを支援して日頃からのつながりを強くするサポートが今まで以上に必要になると指摘している。
関東の気象情報を伝えた。
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東京都内を中心に9つの地下鉄を運営する東京メトロは前身の営団地下鉄から株式会社となって発足し20年のきょう、東京証券取引所のプライム市場に株式を上場した。日中は売り出し価格よりも高い水準で取り引きされ時価総額は1兆円を超えて2018年以来の大型上場となった。国と東京都が保有する株式のうち合わせて50%が売り出され午前10時過ぎ、売り出し価格を430円上回る1株1630円で最初の価格、初値がついた。その後も東京メトロの株式は売り出し価格よりも高い水準で取り引きされ、きょうの終値は1739円となって時価総額は1兆円を超えた。2018年に上場したソフトバンク以来の大型上場となる。上場によって売り出される株式のうち国の保有分の売却収入は東日本大震災の復興財源に充てられる。一方、東京都の保有分の売却収入は1620億円余りと見込まれているが具体的な使いみちについてはまだ決まっていないという。都は今年度内に方針を決めたい考え。都内を中心に9つの地下鉄を運営し営業する路線の長さは195キロメートル。昨年度の輸送人員は23億人余りに上る。安定した収益性の一方で会社の上場後の成長については慎重な見方も出ている。東京メトロは売り上げのおよそ9割を鉄道事業が占め、ほかの鉄道各社と比べて事業の多角化は進んでいない。人口減少を背景に将来の鉄道の利用者の拡大が見込めない中、投資家に対しいかに成長戦略を示せるかが試されることになる。
長時間労働による過労や職場の事故で死亡し労働災害と認定された人たちを追悼する慰霊式が八王子市で行われた。八王子市内にある慰霊施設にはこれまでに労働災害で亡くなった27万人余りの人たちがまつられていて毎年この時期に慰霊式を開いている。全国から遺族や厚生労働省、経済団体の関係者などおよそ600人が参列した。この中で昨年度1年間で労災と認定された2494人が新たにまつられた。また厚生労働省の幹部があいさつし、労災事故の根絶を目指す決意を示した。そして慰霊の願いが込められた風船が空に飛ばされると参列者一人一人が祭壇に花を手向け亡くなった人たちを追悼していた。
前回の衆議院選挙で23区で最も投票率が低かった足立区で将来の有権者となる中学生に政治や選挙に関心を持ってもらうため学校で模擬選挙が行われた。この事業は足立区の選挙管理委員会と大学生が協力して企画し、花畑北中学校の3年生36人が参加した。模擬選挙のテーマはオンライン投票への賛否。生徒らは選挙公報をもとにオンラインで選挙を実施した場合、投票の秘密が守られるかどうかやスマホやパソコンを持たない高齢者でも投票できるのかなど意見を交わしたあと、実際の選挙で使われる記載台や投票箱を使って1票ずつ投じた。
東京11区には政治資金収支報告書の不記載の問題で自民党から処分を受け非公認となった前の議員が無所属で立候補。これに対し野党各党は元議員や新人を擁立するなど合わせて5人による争いとなっている。自民党の政務調査会長などを歴任してきた下村博文氏は政治とカネを巡る問題で非公認となり無所属での立候補。今回の問題を反省しお金の流れを透明化していくと訴えている。公認がない中でも自民党の後輩である生稲晃子参院議員が応援に駆けつけた。共産党の伊波政昇候補は公務員出身。政治とカネを巡る問題を明らかにしたのは共産党だとアピールし企業団体献金の禁止などを訴えている。吉良よし子参院議員も一緒に訴えた。立憲民主党の阿久津幸彦議員は民主党政権時代には総理大臣補佐官などを務めた。自民党政治はもう限界だと訴えている。党の小川幹事長も政権交代の必要性を強調している。日本維新の会の大豆生田実候補は栃木県足利市の市長などを務めてきた。しがらみのないクリーンな政治の実現を訴えている。党のトップである馬場代表みずから街頭に立った。無所属の斎藤孝幸候補は不動産会社の社長。不記載の問題の説明責任はまだ果たされていないと批判している。また、投資や消費を促す経済対策が必要だと訴えている。
群馬3区は自民党の前議員と立憲民主党の元議員による与野党一騎打ちの構図。2人の対決は5回連続となる。自民党の前の議員で公明党が推薦する笹川博義候補は党が抱える政治とカネの問題についても有権者に説明し信頼回復に努めるとしている。今回の選挙では自民党への逆風を感じている。地元企業や農業団体などの組織力を生かした運動に加え、こまめに集会なども開いている。一緒に勉強会などに参加しているという小泉進次郎選挙対策委員長も駆けつけ、支援を呼びかけた。与党としての政策の実行力や培ってきた実績と経験をもとにこれからも地域の発展に力を尽くすと訴えた。対する立憲民主党の元議員、長谷川嘉一候補は政治とカネの問題について批判するとともに歯科医師としての経験から命や暮らしを守る社会の構築などを訴えている。前回3年前の選挙以降、延べ100か所以上で街頭演説を繰り返してきた。今回の選挙でも地元をこまめに回りながら訴えの浸透を図っている。有権者との顔が見える関係を大切にしたいと地域の催しやサークル活動にも顔を出す。SNSを使った発信も行い無党派層、若者などにも政権交代の必要性を訴える。衆議院選挙は今月27日に投票が行われる。
千葉・野島崎公園では10月27日「南房総ジャズフェスティバル」が開かれる。通称「みなジャズ」と呼ばれており、ことしで3回目になる、秋の南房総からみんなで盛り上げていこうというジャズイベントだという。ことしは令和元年の房総台風から5年がたったということで、その思いを風化させないという意味を込めたメモリアルコンサートでもある。そのメモリアルコンサートの注目はサックス奏者、宮里陽太が作った「AGAIN」という曲を皆さんで演奏するという。