来年3月までに全国の中学校の半数以上の部活動が地域クラブへの移行を完了するという。長野市にある柳町中学校。部員24人の吹奏楽部がある。発足から64年。全国大会にも度々出場してきた。Mrs.GREEN APPLEのキーボードの藤澤涼架もこの吹奏楽部の出身。歴史ある吹奏楽部は今週土曜日の定期演奏会をもって廃部になる。3年生が引退すると部員は15人となる。中学校の吹奏楽コンクールの出場者枠は最大50人のため、人数の差が演奏の幅や表現力が影響する。長野市内の公立中学校23校のうち吹奏楽部を継続できているのはわずか4校。少子化により部活動の維持が難しくなる中、進められているのが地域展開。これまで学校のみで行われていた部活動を地域の民間クラブなどと協力して行うもので、柳町中学校ではすでに運動部で地域展開が完了し、活気に包まれていたグラウンドから生徒の姿が消えた。吹奏楽部の受け皿となったのは地元の民間クラブ「長野ジュニアバンド」。地域展開による問題点も。隣の中学校からやってきた女の子。授業が終わってクラブの時間に間に合わせるには保護者の車での送迎が必要不可欠。こうした事情でジュニアバンドへの参加を諦めてしまった生徒も。
