山岳救助隊のもとに、標高1363mの川苔山から重傷者の通報があった。救助ヘリとともに、山岳救助隊も駆けつける。遭難者は埼玉県から来ている50代男性の登山者で、開放性骨折による出血がみられ、痛みに悲鳴をあげていた。男性は、足を滑らせ5mの高さから滑落したという。男性は青梅市内の病院へ搬送され、その後一命を取り留めたという。田代隊員は「山岳遭難救助隊は警察の救助隊だけでは完結し得ないものだと思っています。登山者の方には遭難した方のために、各機関が全力で救助し、治療して登山道を整備しているということを念頭に入山していただければ」などと話していた。